2016.07.14更新

こんにちは!海老名ビオス整骨院です。
海老名の周辺には畑をやっている方がたくさんいます。
東京や神奈川ではプランターを使って野菜を栽培している人たちも多いと思います。

そんな身近になった野菜の種についてどこまでご存知ですか?
野菜の種はなぜ毎年買わなければならないのでしょうか?
アサガオなんかは、毎年種を採っておけば次の年も綺麗に花を咲かせてくれます。

植物は花が咲き、種を作り、その種が次の年に芽生え、花を咲かせ・・・

といった感じで何代にも遺伝子を受け継ぎながら育っていきます。
でも皆さんの食べている野菜は遺伝子を受け継いでくれません。

実は野菜の種は通常F1品種というものが使われています。

F1品種というのは、昔勉強したメンデルの第一法則「優劣の法則」により、
異なる形質を持つ親をかけ合わせると、その第一代の子(F1=雑種第一代)は、両親の形質のうち、優性だけが現れ、劣性は陰に隠れます。
そしてF1品種は一見まったく同じ形に揃う品種です。

簡単にいうと、F1品種の種は、とても良く育つように遺伝的に改良されているが、次の年に畑にまいても同じように育たない、品種になっているということです。

つまり皆さんの買っている種は1回限りの使い捨ての種なのです。

しかし、昔は自分の畑で採った種をまた翌年も使い育てていました。
そうすることで、その土地土地の環境に適応した個性ある作物ができました。
これが、いわゆる伝統野菜や在来品種と呼ばれるものです。

地産地消という言葉がありますが、その土地のものを食べることが良いというだけではありません。
本来はF1品種ではない、在来品種の野菜を食べることで、その土地の伝統や文化を守り、また、その土地や環境に合った野菜だからこそ、その土地で生きる人間に必要なエネルギーを摂取することができるというのが本当の意味での地産地消であると思います。


皆さんの育てている野菜は、F1品種ですか?
種を採っても翌年は育てられない野菜を、
あなたは食べ続けることに違和感を感じませんか?

投稿者: ビオス整骨院

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