こんにちは。
大口院に異動した髙橋です。
異動一発目の内容はクモの糸!
クモの糸と言えば芥川龍之介!
その中にもでてききますが!
一見、人がぶら下がるには心もとない、細~くて頼りない糸ですが
実際は衝撃吸収能力が高く、軽くて強い。比較してみると
密度は合成ゴムと同等で強度も高張力鋼に引けをとらず、伸度はナイロンの1種であるアラミド繊維よりもはるかに富んでいます。
クモの糸は捕食した昆虫から採取したアミノ酸から作られたタンパク質です。
クモの糸は体内では液体ですが噴出すると空気に触れて糸になります。
こんなに優れたクモの糸ですが蚕と違い餌の入手、複数匹飼う事が困難等の問題があり大量生産が難しくなかなかでまわらないです。
しかし、近年日本の企業が世界初の人工合成クモ糸繊維を作ることに成功しました。
量産化ができれば石油に頼らない糸を作ることが可能になり服でかけでなく様々なものに利用できます。
アメリカ自然博物館には100万匹のクモから採取された絨毯があるそうです。
近い将来クモの糸を着るのが流行になるかもしれませんね!